ONTAP Simulator(7-Mode)をESXi5で使う(起動まで)

ONTAP Simulator(7-Mode)をESXi5で動作させるためのメモ。
SimulatorをDLするのは良いけど、ESXi5ではそのまま起動できないので、
ハマりどころ。

下記サイトが参考になりそうです。

NetAppコミュニティ


VMware KB


Simulator起動までの流れ

1.ESXiサーバ側の準備
下記設定を有効化しておく

  • SSH
  • ESXiシェル

2.Simulatorをアップロード
vmdkファイルを操作するのでアップロードしておく

3.SSHログインしてモジュール読み込み
Teratermだとチャレンジレスポンス認証でログイン

# vmkload_mod multiextent
Module multiextent loaded successfully

4.分割vmdkファイルを単一vmdkファイルへ変換

# vmkfstools -i DataONTAP.vmdk DataONTAP-new.vmdk -d thin
Destination disk format: VMFS thin-provisioned
Cloning disk 'DataONTAP.vmdk'...
Clone: 100% done.

# vmkfstools -i DataONTAP-sim.vmdk DataONTAP-sim-new.vmdk -d thin
Destination disk format: VMFS thin-provisioned
Cloning disk 'DataONTAP-sim.vmdk'...
Clone: 100% done.

5.変換前のファイルを削除

# vmkfstools -U DataONTAP.vmdk
# vmkfstools -U DataONTAP-sim.vmdk

6.ファイル名を変更

# vmkfstools -E DataONTAP-new.vmdk DataONTAP.vmdk
# vmkfstools -E DataONTAP-sim-new.vmdk DataONTAP-sim.vmdk

7.作業後のファイル

# ls
DataONTAP-flat.vmdk        DataONTAP.vmdk
DataONTAP-nvram-flat.vmdk  DataONTAP.vmx
DataONTAP-nvram.vmdk       DataONTAP.vmxf
DataONTAP-sim-flat.vmdk    cfcard
DataONTAP-sim.vmdk         mtoolsrc
DataONTAP-var-flat.vmdk    nvram
DataONTAP-var.vmdk         uml

作業前は大量にvmdkファイルがあるのだけど、スッキリする。

8.モジュール読み込みを解除

# vmkload_mod  -u multiextent
Module multiextent successfully unloaded

9.インベントリへの追加

  1. データストア ブラウザを開く
  2. 該当フォルダにある「DataONTAP.vmx」を右クリック
  3. 「インベントリへの追加」を選択

10.インベントリに現れてくるので、環境に応じて設定を変更する

11.起動する

…長くなりましたので続きは次回に

Dellサーバの保証期間確認

Dellサーバのサポート期限をサイトで確認できる。
結構便利だけど、サイトをウロウロしがちなのでメモ。

■ナレッジベース
【 Client 】 サポートサイトで保証期間を確認する方法 | Dell 日本

■サポートサイト 保証状況ページ
保証状況 | Dell 日本

NetApp ONTAP Simulatorのダウンロード

時々やっては忘れてリンクを探しまわっているのでメモ。
DLしたいのは8.x台の7-Mode。Clusterdは機会があれば。

NetAppのサポートページへ
http://mysupport.netapp.com/portal

NetAppのアカウントでログインします。
※NetApp社との契約、アカウント権限によってはSimulatorをDL出来ないかも。

ポータルサイトから下記のように辿っていく

Download タブの Software > ToolChest の「Data ONTAP Simulator」> Simulator 8.x > 各バージョンの Simulatorを選択

f:id:toshis0307:20150222174156p:plain
ToolChest の「Data ONTAP Simulator」 というところが見落としがちかも知れない。

OpenStack構築(CentOS7)

CentOS7にOpenStackをインストールする方法が記載されていた。
参考までに記載。あとで読もう。Neutronの前段。


CentOS 7でのOpenStackの構築手順 | Think IT(シンクイット)

国内のSDN/NFVサービス

大手2社のSDN/NFVサービスメモ

KDDI

昨年からでている

NTTcom

ごく最近、国内で提供が開始された

後ほどチェック。

Open Resolver(オープン リゾルバ)の確認

昨年、結構話題になっていたけど、依然としてある問題なので
メモを残します。

FTTHユーザのブロードバンドルータがOpen Resolverの状態だと
下記のような流れで外部からDDoS攻撃に利用されてしまいます。

  1. 外部からFTTHユーザのIPに対してDNSのクエリを投げる
  2. ブロードバンドルータは該当クエリに回答するため、ルータで設定したDNS(キャッシュ)サーバに再帰問合せを行う
  3. DNS(キャッシュ)サーバはキャッシュがあれば回答する。無ければ該当ドメインの権威サーバへ問合せを行って回答する
  4. ルータはDNSサーバからの回答を受け取り、問合せ元に応答を返す

DNSのクエリを一部ランダムにして問い合わせすることで、ほぼ
確実に再帰問合せを行うようになるため、多数の問合せを送りつ
けることでターゲットとなるDNS(キャッシュ)サーバや権威サー
バの負荷を上げ、応答できなくなります。

ISP側でも外部接続ルータなど上位回線側でFTTHユーザ向けの53
番ポート(DNSで使用する)をフィルタリングすることで対処は可能
ですが、攻撃に加担しないよう各ユーザで対応した方が良いです。

JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)では下記
サイトを公開中です。
http://www.openresolver.jp/

オープンリゾルバに関する説明、確認方法や注意喚起を行い、
オープンリゾルバが減少するための活動を行っています。

「オープンリゾルバの確認に進む」のリンクにアクセスすれば、
現在使用しているブロードバンドルータDNSサーバがオープン
リゾルバかどうかを確認することができます。

もし接続元IPアドレスがオープンリゾルバの場合は対応を検討
しましょう。メーカーによりけりですが、

などの設定をブロードバンドルーターで行う必要があります。
参考までにですが、JVN(Japan Vulnerability Notes)やメーカー
サイトに対応方法が記載されていますので、説明に従って対応
しましょう。
https://jvn.jp/jp/JVN62507275/index.html